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株式会社丸菱

【海外展開の経緯と概要】

海外で事業を行っている取引先(国内企業)から、現地では日本で入手している商材が手に入らないという要望を数多く受けて、海外での拠点を設けることになった。

韓国と中国(大連と上海)、マレーシアに事務所を設置し、日本から製菓、製パンなどの材料やオーブンなどの飲食店向けの機材等の販売を行っている。最初に進出したのは韓国で4年前。

韓国とは、現地の委託先の工場との間でPB商品のミックス粉(小麦粉に砂糖をまぜたもの)を製造し、日本に輸入している。

現地の事務所では、現地採用されたスタッフが数名おり、配送や事務の業務に従事している。本社からは日本人社員が出張ベースで対応している。

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【グローバル産業人材採用の経緯】

海外に事務所を設置して事業を行うことを見据えて、5年前から外国人の採用をスタートさせた。

将来的には現地でのビジネスに関わってもらうことを期待しているが、現時点ではキャリアも浅いこともあり、別の業務を行っている。

【活用を図る上での工夫・課題】

外国人社員採用の経験がないので、どう接したらよいか、育てていったらよいかがわからなかったので、日本人社員と同じように厳しく接したが、それが結果としてよかった。

自身の能力以上のことをやりたがる傾向があり、日本人よりも主張が強いこともあるので、その仕事が任せられないというときは、はっきりと伝える。曖昧な返事、説明では相手に伝わらないというのは数年間の経験で実感している。

ビザに関しては、在留資格の要件が厳しく、中小企業の業務内容とかみ合わないという問題がある。

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【採用のメリット】

採用によるメリットは、語学力、現地商習慣に対する理解、日本と相手国の文化の違いの理解といった日本人社員では補完できない部分を営業活動の際に発揮してくれることで、業績の向上につながっている。

外国語は日本人でも話せる人材がいれば解決できるが、文化にかかる部分は日本人では補うことのできないところであり、外国人の能力が発揮されている。

【求める人材像・人材の確保について】

大学はAPUのほか、久留米大学や西南学院大学から採用している。大学の学内セミナーに出向いての求人のほか、留学生サポートセンターでの募集、九州グローバル産業人材協議会等が主催するセミナーやマッチングイベントなどに参加して求人を行っている。

マレーシア人に関しては、ムスリムの方は採用するのが難しい(華僑系の人材が望ましい)。礼拝の時間などへの配慮はクリアできるが、業務が多岐にわたるため、扱う商材の中に豚肉が関係するものが含まれていることもある。しかし、ムスリムの方はその商品を扱う(触れる)ことができないので、業務に支障を来す懸念がある。

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【企業の概要】

本社所在地 熊本県益城町宮園788
設立 1951年
代表者 代表取締役会長 本田雅裕
主な製品・事業 製菓・製パン材料の業務用卸、創業支援等の外食産業向け商社
従業員数 350人
海外事業の主な対象国 韓国、中国、マレーシア
外国人社員数 男性3名、女性2名(合計5名)
外国人社員の出身国 韓国1名、中国4名
外国人社員の採用時期 2009年
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