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本多機工株式会社

【海外展開の経緯と概要】

同社の製品は古くからプラント会社を通して海外への輸出も行われていたが、納入先からの英語での問い合わせに対し、自社で十分対応ができず、商社やプラント会社に対応を委ねる実態があった。

このままではエンドユーザーの声を拾い上げることができない、今後、海外企業からの問い合わせがあったときに対応ができないといった懸念から社内のグローバル化を本格的に推進した。

現在では総売上に占める輸出比率は過半となっており、
今後もグローバル化の進展に伴い、海外事業の重要性、
グローバル産業人材の必要性が高まっている。

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【グローバル産業人材採用の経緯】

社内のグローバル化を本格的に推進するに当たって、交流のあった九州工業大学の教授に優秀な人材の紹介を打診したところ、5カ国語を話せて博士号を取得しているチュニジア人を紹介され、面接をしたところでも好人物であったことから採用した。

採用したチュニジア人社員が同社の海外事業においてめざましい活躍を見せたこと、海外事業を重視する経営方針から、継続的に留学生を採用しており、現時点で8名の外国人社員が活躍している。

【活用を図る上での工夫・課題】

外国人社員の起業志向を踏まえ、将来的な独立・起業を支援する、いわば「のれん分け」を推進する態勢を整えている。退職後も良好な関係を継続することで、外国人社員にありがちな離職のリスクを新たなビジネスチャンスの拡大につなげている。

日本人だけであれば通用する「あうんの呼吸」による相互理解は困難なため、それぞれの価値観を重んじた上での会社としての方針や判断基準を定めている。

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【採用のメリット】

外国語が話せる社員がいることで、顧客に言葉の壁に対する安心感を与えることができるようになった。海外のユーザーからの問い合わせにも自社で直接対応でき、アフターフォローが手厚くなった。

自社での直接対応が可能なため、迅速かつ的確な対応による顧客満足度の向上、商社やプラント会社を介在させないことによる収益性の向上が実現できている。

最初に採用したチュニジア人社員は、すでに帰国・独立し、中東での同社の代理店として活躍しているほか、中国人社員も現地で起業した。自社のポリシーや技術力をよく知る人材が代理店を務めているため、心強いビジネスパートナーとなっている。

【求める人材像・人材の確保について】

外国人が活躍できる企業、将来的な独立・起業も支援するといった社風が口コミで広まり、留学生向け企業説明会には多くの優秀な人材が訪れるようになっている。

インターンシップに関しては、欧米型の就職を前提とした長期インターンシップを実施して優秀な人材の確保を図りたい。

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【企業の概要】

本社所在地 福岡県嘉麻市山野2055
設立 1951年
代表者 代表取締役社長 龍造寺健介
主な製品・事業 産業用ポンプの製造販売 等
従業員数 165名
海外事業の主な対象国 中国、東南アジア、欧州など60カ国超
外国人社員数 男性11名、女性3名(これまでの採用実績)、現在は8名
外国人社員の出身国 中国(5名)、カナダ、ドイツ、スペイン、スリランカ、アメリカ、タイ、韓国、マレーシア、フランス
外国人社員の採用時期 2006年

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